過酷な環境でGNSS/INSが自律走行車をナビゲート

セプテントリオの慣性受信機のロバストな測位と方位測定により、韓国での様々な自律応用を実現  

自律走行車の制御技術を開発するSUM（Smart yoUr Mobility）は、複数のセンサーを組み合わせることで、港湾や都市部のような厳しい環境下での自律航法を可能にしています。SUMは厳密なテストと検証の結果、同社システムの正確でロバストな測位と方位測定のためにセプテントリオGNSS/INS受信機を選択しました。SUMの制御システムは、スマート・ポートの車両自動化で使用されています。この環境では、金属構造物からの反射や、コンテナや天井クレーンによる信号の遮断など、GNSS測位には多くの課題があります。セプテントリオのFUSE+慣性センサー融合テクノロジーにより、SUMが自律技術に必要とする受信機の信頼性と可用性が実現しました。

造船所は、SUMの技術が利用されているほんの一例に過ぎません。AsteRx SBi3 Pro+受信機を内蔵した自律制御システムは、都市での用途にも使用されています。

江陵（カンヌン）では、観光客や市民が自分の都合に合わせてシャトルに乗り、市内の主要な場所まで移動することができます。このシャトルは市街地を完全自律走行します。安全の予防措置として運転手の常駐がまだ法律で義務付けられていますが、これは江陵市におけるより自律的な輸送の未来への第一歩です。