AntaRxは機械制御システムを簡素化および堅牢化

DigPilot社は、セプテントリオのレシーバーを12年以上にわたって自社ガイダンスシステムに使ってきたことから、セプテントリオの高信頼・高精度の測位ソリューションが頼りになることを知っていました。これらの多周波受信機は、衛星の視認性が制限されるような厳しい環境や、GNSS信号が大きな構造物に反射する「マルチパス」が存在するような場所でもうまく機能することが証明されています。 

磁気赤道や南極・北極に近い作業現場は、最も強烈な電離層シンチレーションを経験する傾向があり、これはGPS/GNSS信号が地球に向かって移動する際に影響を与えます。電離層の活動が激しいと、精度が低下したり、測位ができなくなったりすることすらあります。DigPilotのマシンガイダンスシステムに搭載されているセプテントリオGNSS受信機は、10年以上にわたって極北の地域で良好に動作しています。

AntaRxは受信機の堅牢性を次のレベルに引き上げ、北に位置する場所でも、過酷な機械的振動や衝撃の中でも問題なく動作します。AntaRxは、新しいパイプラインのために溝を掘る必要があるノルウェーの大規模な防衛工場の拡張など、さまざまなプロジェクトで順調に業績を伸ばしています。