ロボット工学

Septentrio-precision-Ag-Naïo-Technologies-Oz-©Tien_Tran

農業用ロボット

高精度測位によって、除草、正確な噴霧、作物のその他のケアに必要な作物の間の正確な移動が実現します。作物の間を移動する際、背の高い作物によってGNSS衛星の見通し線が部分的に遮られることがあります。マルチコンステレーション、多周波受信機はそのような状況下でもGNSS衛星を最大限に活用して最大限の測位を実施します。弊社OEM受信機とモジュールは低電力消費なので、長時間の動作時間が実現します。

セプテントリオの受信機は、微妙な角度の方位も実現します。これは、作物の畝の間を移動するロボットにとって極めて重要です。

Septentrio-Renubot_Autonomous-mowing-robot_©RenuRoboticsInc

草刈りロボット

mosaic-X5 GNSSモジュールにより、RTK高精度測位を装備した、さらに小型化したロボットが実現します。草刈りロボットの場合、これで方位の最適化が可能になり、決められた区画内を適当に移動するのではなく、決められたルートに沿って移動できます。多周波GNSS技術とAPME+マルチパス軽減機能の組み合わせによって、建物、木々、または地上ソーラーパネルのような構造物の周りで作業するときでも、最高レベルの測位の信頼性が確保されます。mosaicモジュールは、組み立てラインに容易にフィットして、効率的な製造プロセスを実現するように設計されています。

ソーラーファーム周囲を草刈りするときの測位にmosaic-X5を使用する自律型RenuBotをご紹介します。

Septentrio-delivery-robot-GPS-GNSS-positioning

配達ロボット

食べ物や荷物をを配達する地上ロボットは多くの場合、都市部で人々や建物の近くで働いています。センサー フュージョン システムを確実に機能させるため、セプテントリオのGNSS受信機は、RAIM+の精度の高い誤差レポート(測位の不確実性)で整合性を次のレベルへと引き上げます。GNSSにとって困難な環境では、測位精度の消失が検出されるとこの技術がフラグを立てて、センサー フュージョン アルゴリズムが最適なナビゲーションを決定できるように支援します。商品のセキュリティを確保するため、AIM+アンチジャミング技術は受信機を意図的または偶発的な無線妨害から保護します。

この記事では、測位の基本整合性、および確実な測位誤差レポートがない場合に自律システムが直面するリスクについて説明します。

Septentrio-Robotics - inspection - security - GPS - GNSS

検査ロボットとセキュリティロボット

産業資産と所有地には、メンテナンスまたはセキュリティ上の理由から、継続的な監視と検査が必要なことがほとんどです。都市部、あるいはインフラの近くで動作するGNSS受信機は、GNSS無線周波数妨害や電波妨害を受けやすいことがあります。ボタンを押すだけでGPS測位をブロックできるジャマーという装置はますます手に入りやすくなっています。セプテントリオの受信機には、AIM+高度アンチジャミング技術が組み込まれており、意図的または偶発的な電波妨害に対する耐性を備えています。さらに、APME+技術が、大きい構造物や建物周囲のGNSS性能を劣化させるマルチパス(反射信号)を軽減する一方で、ASP+はアンチスプーフィング保護を支援します。

クリーニング(街路、雪、ソーラーパネル)、車両駐車、ライン引き、農場の給餌ロボットなど、その他の新しいロボット分野が登場してきています。強固で高品質なコンポーネントを入手することで、どのような環境でも信頼できる安全な自律システム操作が実現します。

製品ファインダー

セプテントリオのGNSSおよびGNSS/INS製品ソリューションをご覧ください。

 

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