高度干渉監視・回避 (AIM+)

スペクトラムアナライザの使用による干渉の検出と低減 

セプテントリオは、高度なRF干渉モニタリング・低減システム (AIM+) を開発しました。狭帯域干渉の影響を軽減するため、3つのノッチフィルターを自動モードまたは手動モードに設定できます。このノッチフィルターは、干渉信号周辺のRFスペクトラムの狭い部分を実質的に除去します。アマチュア無線用に使用できるL2バンドは、この種の干渉に対して特に脆弱です。意図的および偶発的な広帯域干渉の影響は、WBI低減システムを有効にすることによって低減できます。また、WBIシステムは、従来のパルスブランキング方式よりも効果的にパルス干渉の影響を低減します。

スペクトラムビュープロット

GNSSメニューの「Spectrum (スペクトラム)」ウィンドウでは、RFスペクトラムをモニタリングし、3つのノッチフィルターを設定して狭帯域干渉を除去することができます。図1は、1227.60 MHzでGPS L2P信号を有するL2周波数帯を示しています。図のように「Show table (表を表示)」ボタンをクリックすると、さまざまな周波数帯を表示できます。スペクトラムは、受信機のA/Dコンバータの出力で取得されたベースバンドサンプルから計算されます。 

aim+ gps L2 表示 スペクトラム セプテントリオ図1: L2バンドのRFスペクトラム

ノッチフィルターの設定

ノッチフィルターのデフォルトである自動モードでは、受信機は干渉の影響を受けるスペクトラム領域の干渉を自動的に低減します。手動モードでは、図2のノッチ1の設定のように、干渉の影響を受けるスペクトラムの領域を中心周波数と帯域幅によって指定することで、この領域がノッチフィルターによって実質的に除去されます。

aim+ 設定 ノッチフィルター セプテントリオ図2: 1235 MHzの第1ノッチフィルターの設定

図2のように「Notch1」を設定すると、図3のようにノッチフィルター適用後 (After IM) のL2バンドが表示され、除去された部分を明確に確認できます。

GPS L2 ノッチフィルター適用後のスペクトラム AIM+ セプテントリオ図3: 1235 MHzにおけるノッチフィルター適用後のL2バンドのRFスペクトラム

広帯域干渉低減

GNSS信号の広帯域干渉は、軍用および民間用の測距装置や通信機器によって偶発的に引き起こされる場合があります。 また、チャープジャマーなどの装置による意図的な干渉源もあります。広帯域干渉低減システム (WBI) は、GNSS信号に対する両タイプの干渉の影響を低減することができます。

WBI低減の設定

広帯域干渉低減システム (WBI) は、図4で示されているように「on」を選択して有効化することができます。

広帯域干渉低減 AIM+ GPS セプテントリオ図4: 「on」を選択して広帯域干渉低減を有効にしてから「OK」を選択して新規の設定を適用します

WBI低減機能使用時

図5に示されているGPS L1バンド干渉は、GNSSアンテナ信号を車載GPSチャープジャマーからの出力と組み合わせることによって発生させています。

チャープジャマー干渉 GPS AIM+ セプテントリオ図5: 車載チャープジャマーを使用したGPS L1バンドの擬似広帯域干渉

図6に示されているように、WBI低減が有効になっている場合、干渉の影響は劇的に減少します。

GPS 広帯域干渉低減 チャープジャマー AIM+ セプテントリオ図6: WBI干渉緩和を有効にすると、チャープジャマーによる干渉の影響が大幅に減少します

 

さまざまな種類の干渉の詳細については、干渉に関するパンフレットをダウンロードしてください(英語)。